8月2日、ペロシ米国下院議長は中国の懸念や反対を顧みず、中国台湾地区を訪問しました。西日本中国両岸和平統一促進会は今回のペロシ氏訪台に抗議の意を表明いたします。
中国は一つであり、台湾は中国領土の不可分の一部で、中華人民共和国は中国を代表する唯一の合法的政府であります。1979年中米の国交正常化以来、米国は中国の言う“一つの中国”を受け入れ、認知しています。しかし、大統領継承順位二位の現職下院議長であるペロシ氏が訪台し、台湾での安全保障や経済における結びつきを深めていく姿勢は、一つの中国の原則と中米間の三つの共同コミュニケの規定に違反し、中国の主権と安全保障面の利益を損ない、“一つの中国”政策を空洞化させ、中米関係と台湾海峡の平和と安定に重大な緊張を高めるものであります。
台湾問題は中国の内政で、中国の核心的利益と民族感情が関わる事であり、いかなる外部勢力の干渉も許されるものではありません。そして一つの中国の原則は中米の政治的基盤であります。
両岸は共に一つの中国に属し、台湾が中国の領土の一部であり、両岸はたとえ政治的に対立していても、中国の国家主権と領土保全が切り離されたことはありません。国の主権と領土保全を守ることは中華民族の当然の責任であります。中国が平和的に発展し、そして平和的に統一されることは、中国人民の、そして中国国内外の中華の子女にとっての共通で最大の願いであります。ペロシ米国下院議長の中国台湾地区訪問は中国内政への干渉であり、中米関係と台湾海峡の安定を著しく損なう行為であります。
西日本中国両岸和平統一促進会は、ペロシ氏訪台に対し抗議し、中国の台湾周辺での一連の合同軍事訓練の展開を支持いたします。
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西日本中国両岸和平統一促進会
2022年8月
