7月7日、中国対外文化交流協会が主催、中外文化交流センター、山東省文化観光局、済寧市人民政府が実施、済寧市文化観光局と済寧孔子文化観光グループが共催された、「2023中外青少年文化交流キャンプ」の発足式が済寧市で成功裡に開催された。
済寧市党委員会常務委員で副市長の董冰氏がイベントに出席し、歓迎の挨拶を述べ、済寧市文化観光局党書記兼局長の李延華氏が発足式の司会を務めた。中外文化交流センターの副所長万铤氏とマルタのセマーガレット中等学校の「チャイナ・コーナー」創設者アルゾパディ氏がイベントに出席し、スピーチを行った。中外文化交流センター、山東省文化観光局、済寧市人民政府、済寧市文化観光局、済寧孔子文化観光グループ、交流キャンプの学生代表、メディア関係者ら100名以上発足式に出席した。
董冰氏はスピーチの中で、済寧市が優れた伝統文化の創造的変革と革新的発展を積極的に推進し、世界文明間の交流と相互学習の高地を構築する一連の施策と成果を紹介した。イベントの開催することは、中国とマルタの友好促進に積極的な役割を果たしており、将来的には、国際青少年文化交流を促進するためのより良い条件を作り出し、より多くのプラットフォームの構築に努め、平和、友好、団結の精神を唱えていきたい。
万廷氏はスピーチの中で、中外青少年交流キャンプの最初の拠点を孔子の故郷である済寧市で開催することは特別な意義があると述べた。済寧は儒教文化の発祥の地であり、豊かな歴史文化遺産を持っています。交流キャンプでは済寧市での観光、文化体験、交流、学習などの豊富な活動内容が用意されており、中外の青少年が孔子思想の奥深さと中国文化の独特な魅力をさまざまな形で十分に体験できることを期待している。
アゾパルディ氏はスピーチの中で、長年にわたり「チャイナコーナー」を通じて中国文化の普及、及び中国文化を愛するマルタの若者を育成に取り組んできたことを紹介した。このイベントは多元文化理解の促進と中国・マルタ友好親善の促進につながることを期待していると述べた。
交流キャンプの生徒代表、マルタのセーマーガレット中等学校のカヤ・ベラさんはスピーチの中で、中国の広大さと奥深い文化に深く惹かれ、中国の人々の温かさと熱意にも感動したと話した。交流キャンプは中国とマルタの友好の架け橋になることを感謝する。
発足式では、「中外文化交流センター文化観光研修基地（済寧）」が正式にお披露目された。この拠点は、中外文化交流センターと済寧市人民政府が共同で建設したもので、定期的な訪中活動などを通じて済寧市の文化・観光資源を宣伝し、国際文化交流の促進などを目的としている。中国の優れた伝統文化と質の高い観光商品を対外的に広める。
その後、参加者らは共同で「2023年中外青少年文化交流キャンプ」を発足し、ダンス、器楽、朗読、歌など様々な形の中外青少年文化公演を実施した。最後は中国と外国の若者が手を取り合って中国民謡「ジャスミンの花」を歌い、和気あいあいとした温かい雰囲気で式典は終了した。
「中外青少年文化交流キャンプ」は、中国と外国の青少年が国際人文交流を行うためのプラットフォームを構築し、中国の発展に関心を持ち、中国文化に興味と感心を持つ青少年を育成することを目的としている。世界に向けて、真実、立体な中国、信頼的な、美しく、立派な中国のイメージを提示し、世界文明構想の実施を促進し、人類運命共同体を構築する。中外の若者はその後、済寧市の世界文化遺産の孔子廟、孔子府、孔子林を訪問し、孔子博物館、尼山孔子廟、学院を視察し、論語の朗読、孔子と祖先を礼拝するなど儒教文化テーマに関する研修活動を行う。
済寧は「孔子と孟子の故郷、運河の都、文化の済寧」として知られ、優秀な人材と輝かしい文化があり、孔子、孟子、顔子、曽子、子思子の五人の聖人がここで生まれた。ここでは儒教文化、運河文化、水滸伝文化が相互に補完し合い、調和して共存している。北部最大の淡水湖である微山湖、水滸伝の舞台となった梁山、二つの有名な歴史文化都市である曲阜と鄒城、孔子廟、孔子府、孔子林、北京-杭州大運河などの世界文化遺産がある。世界文明尼山フォーラム、2022年山東省観光発展大会、第13回中日韓文化大臣会議など、国際的な影響力を持つ、一連の大規模な文化交流活動を次々と主催してきました。中国の優れた観光都市、中国文化競争力トップ10都市の一つ、最も人気のある観光地のトップ10に入り、国家文化と観光消費の試験都市でもある。
